はじめに

※内輪向けの内容です。
この研究室の指導教員はこんな考えを持っていて、研究ではではこんな傾向のシステムを求められる、といったお話です。
「研究の際に気を付けることリスト」といったところでしょうか。自分のための小言メモだったりもします。

指導教員その1:竹竿を持っている先生

内部の技術は関係ない

システムを作る際にはそれぞれ必要となる技術があります。 新たなプログラミング言語やシステム・機器の知識など、開発に関わる技術は様々ですが、その習得のほとんどは先生に頼ることはできません。 先生もまた一利用者ということです。 きっとそれによって、学生が技術を純粋な「道具」として扱えるようになる... ということなのでしょうか。 研究内容が先生の手を離れていって、先生自身もそれぞれのシステムで使われている技術を理解していない、というのもあるとは思いますが。

興味を持てるコンテンツを

システムを作成したとしても、取り合えずは興味を持って使われないと仕方がありません。 一度初心に戻って見直してみましょう。 そのシステムは本当に面白いものなのかどうか。
学習システムは授業で使えて半人前、学生が自主的に使用するようになって一人前です。

もちろん、学生視点を忘れずに

普段の開発から、使用者レベルでシステムをシミュレートし、また試験運用で得られた学生の意見・要望は、可能な限りシステムに取り入れること。 なんといっても学生のためのシステムなのです。

ヒントは、授業でいうところの「竹竿」

どんな素晴らしい学習システムを作ったとしても、必ず「飽き・マンネリ」といったものはつきものです。そんなとき、「竹竿」をシステムに導入してみましょう。

―――授業中、先生は黒板に文字を書き授業を進めていますが、あなたは今にも眠りそうな状態です。「...法線...べ...トル...垂...」 もちろん先生の言葉はあなたの頭の中を通り過ぎるのみですが、そんなとき「ドンッ」という音とともに竹竿を黒板に突き立てた先生が、

「黒板に対して、この棒が法線ベクトルになるわけだ」

...目、覚めますよね。

この手法を開発中のシステムにも応用してみましょう。もちろん使用者を混乱させない範囲内で。混乱させず、飽きさせず。そんな要素をシステムに追加するということは、いざ行うとなるとなかなか難しいものですが。

保守運用可能なシステムを

この研究室には、作られたものの使われなくなったシステムが数多くあります。保守(システム管理)されなくなったことが一つの原因だと思われます。 システムを構築するにあたって、自分だけが作りやすい・扱いやすいものにするのは避け、関連するグローバルスタンダードに可能な限り合わせなければなりません。 結局、システムは使われなければ意味のないものなのです。 製作者の手を離れたとき、保守点検が誰にでも、それなりに容易に行なえなければ、そのシステムは間もなく日の目を見なくなることでしょう。

指導教員その2:サラストな先生

改善したことを主張するには、比較対象が大切

よし、システムが完成したぞ!  試験運用で学生の理解度が上がったことも示せた!  これで、このシステムの有効性が実証―――
できてません。考えてもみましょう。

「勉強して理解度が上がるのは当たり前」

ですよね。つまり、システムによる学習の改善を主張するには、もうひとつ何か材料が欲しいわけです。各自考えるように。

関連する学習に応用できるということ

えーと

続きは英語グループにお任せします。